イルカはいるか

Linux ソフトウェア開発 自作キーボード等についていろいろメモをしておこうと思います

LinuxタブレットPineTab2を使う[導入編]

待ちに待ったPineTab2が届きました!

ということで、使い始めまでをメモしておきます。

 

 

PineTab2とは?

詳細は PINE STOREの説明 や PineTab2のWiki を見てもらうとして…

ARMコアを搭載していてキーボード分離可能なLinuxOSのタブレット型コンピュータ

です。似た製品としてはRISC-V搭載の PineTab-V もあります*1

 

画面は10.1インチなので動画を見たり、プログラミングをしたり、

Kindleの本や雑誌を読むのに使えるかなー、最初からLinuxを動かすのに特化した製品は

珍しくて良いなー、何より安い($159から)、というので購入に至りました。

*2 *3

 

外観と同梱物

PineTab2一式

同梱されていたのは、

  • 本体
  • キーボード兼スタンド
  • USBケーブル(TypeA-typeC)
  • Debug用基板(USB-to-UART)
  • 説明の紙(撮影忘れてました!)

の5つでした。電源長押しで起動した状態はこんなかんじです。

PineTab2 動作中状態


使い始め

起動するとArch Linuxが動いてすぐに使えるようになります。

デフォルトのユーザーはalarmというIDなので、自分が普段使うための

ユーザーIDを作成してから、alarm用のパスワードを変更しておきます。

変更したはいいけど、ぼーっとしていたらしくalarmユーザーの

パスワードを忘れてしまいました!

USB-to-UART基板を使えば解決可能なんですが、それについては次回。。

 

キーボードは意外とクリック感があって使いやすいです。画面も綺麗だし、

タッチパッドの反応も良くて*4、画面タッチも問題ありませんでした。

 

現時点での制限

PineTab2 Wikiの既知の問題点 に書かれていますが、WiFiBluetoothとカメラと

サスペンドが動きません。

ネットにつなぐには、USBテザリングか、USB-LANアダプタか、USB-WiFiアダプタ等を

使うしかありません。

私は手持ちのUSB-LANアダプタを使おうと思い、ダイソーでUSB TypeA-TypeC

変換アダプタを買ってつなげたところ、問題なくネットが使えるようになりました。

ネットを使うために使っているLANアダプタ、USB変換アダプタ

 

まとめ

タブレットWindows/iPad/Android/Kindleなど多くの種類がありますが、

それに飽き足らない人で、Linux環境に慣れている人、または使う意欲がある人で、

PINE64のコミュニティに共感できる人はすぐに買ってしまいましょう!

カメラやWiFiBluetoothはすぐには使えないけどね!*5

 

 

 

*1:PineTab-VはOS開発目的で使ってね、とのことです

*2:実際は円安なのでそれほど安くはなかった

*3:当初はPineNoteが欲しかったんだけど、なかなか一般向け販売が始まらないので、先にPineTab2で鳴れておくのもいいかなというのもありました

*4:クリック可能なのは端だけのようです

*5:技適マークはついてないけどWiFi/Bluetoothのチップは技適を通ってるようです。